BOTを作る際に、条件分岐を入れ子にしたいケースは多いと思いますが、
仮想ブラウザでは条件分岐を入れ子にする事ができません。
そこで、入れ子にしなくても実現する考え方をご紹介いたします。
AND演算について
まず理解しておく必要があるのが、仮想ブラウザの条件式でAND演算を作る方法です。
※条件分岐の機能については公式ドキュメントをご参照ください。
「条件式を追加」ボタンをクリックすると、通常下記のような画面が表示され、条件式に値を入力します。
「式を直接入力する」にチェックを入れると、下記のように式を編集できる画面に変わります。
ここで複数の条件式をAND演算子で繋げる事ができます。
下記の例は、「比較値1がfoo」かつ「比較値2がbar」の両方を満たす場合の条件式となります。
入れ子の分解について
入れ子にしたい条件がある場合、上記のAND演算を使用して分解する事で、入れ子と同じ条件を満たす事ができます。
例えば、「東京在住」で「クレジットカード決済の人」は「割引」処理をする、「クレジットカード決済ではない人」はカード登録画面へリンクするという分岐の場合は、以下になります。
作りたい条件分岐を整理し、それを分解する事により、入れ子と同じ条件を達成する事ができます。
条件式の入れ子が必要となった場合、こちらをお試しください。