不定期に表示されるポップアップを閉じるために「Operatorタスク」を活用!

ダッシュボードなどで不定期に表示される、お知らせやメンテナンスのポップアップ表示。
定型的なものであれば、既存のタスクで処理する事も可能ですが、
・都度レイアウトが異なるもの
・不定期で表示されるもの

は対応が難しいものも存在します。

今回はAIエージェントに自動操作を依頼できる「Operatorタスク」を使用して、画面上の不要なポップアップを閉じてもらい、RPAが操作しやすい状態を作る活用法についてご紹介したいと思います。

※機能概要についてはこちらをご参照下さい。

使用するサンプルページ

以下のサンプルページを使用して解説します。
https://www.c-bot.pro/example/community/dialog_view_sample_1/index.html

この解説の中で実現する操作

1.サンプルページの管理画面にログインします。
2.ダッシュボード画面に表示される「お知らせ」や「メンテナンス」の告知を「Operatorタスク」を使用して、AIエージェントに閉じてもらいます。
3.グループ機能を使用して応募者一覧をコピーします。

具体的な手順

操作記録を開始し、サンプルページにアクセス します。

ログイン操作を記録します。
※サンプルページはログインID・パスワードは何でもOKです。ここでは、ログインIDに「user」、パスワードに「password」と入力し、ログインボタンをクリックする操作を記録しています。

ログインが完了するとダッシュボード画面に遷移しますが、画面内に「お知らせ」や「メンテナンス告知」が表示されています。
※このサンプルページは、お知らせは常に表示されますが、メンテナンス告知は3回に1回程度(ランダム)に表示されるようになっています。

タスク欄から「Operator」を選択し、以下のプロンプトを入力します。

プロンプト

画面内に表示されている「お知らせ」や「メンテナンス」に関するモーダルを閉じて下さい。
すべてのモーダルを閉じたら、処理を終了して下さい。

Operatorタスクによる自動操作が実行されます。

画面内に表示されていたメンテナンス告知やお知らせの表示がきれいに閉じられました。

Operatorタスクの後に続けてタスク操作を記録します。
ここでは、グループ機能を使用して応募者一覧のデータを取得する処理を記録しています。

このように、ログイン操作や一覧表からのデータ取得などの定型的な作業は通常の操作タスクで処理し、判断を必要とする操作をOperatorタスクに任せる事で効率的な自動操作を実現できます。

Operatorタスクは柔軟な対応が魅力的ですが、その他の操作タスクに比べて操作に時間を要するため、他のタスクと組み合わせて上手に活用することをオススメします!