Cloud BOT Operatorとは
ユーザが入力した指示(プロンプト)に従い、AIエージェントが自動的にブラウザ操作を実行する機能です。
Cloud BOT Operator プレビュー版について
現在お使い頂ける機能はプレビュー版となります。
プレビュー版は実験的機能として多くの方に利用頂き、機能改善を図るため無料でご提供いたします。
※プレビュー版は操作内容に一部制限がございます。
※正式版提供開始に向け、随時機能改善を実施致します。
プレビュー版のお申し込みについて
プレビュー版は利用申し込みを頂いたユーザ様にのみ、機能提供を行っております。
お申し込みが完了していないユーザ様は以下のURLより利用申込をお願いいたします。
>>プレビュー版利用申込フォーム<<
Cloud BOT Operatorの使い方
BOTエディタで「Operatorタスク」を作成する事で、AIエージェント(Operator)による自動化が実行されます。
以下にCloud BOT Operatorを使ったシンプルなBOTの作成手順について説明します。
BOTの作成手順
ダッシュボード画面の「BOTを作る」ボタンをクリックし、BOTエディタを開きます。
「仮想ブラウザを起動する」ボタンをクリックし、仮想ブラウザを起動します。
操作対象ページのURLを入力します。
ここでは、サンプルとして以下のURLを入力します。
https://www.c-bot.pro/example/tutorial/practice/2_index.html
画面左上の3本線メニューからサイドバーを開きます。
「ブラウザ操作を記録する」ボタンをクリックします。
1番目のタスクとして、URLにアクセスするタスクが記録されます。
1番目のタスク下に表示されている「Operator」ボタンをクリックします。
プロンプトの入力欄が表示されますので、以下のプロンプトを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
プロンプト
顧客登録画面に移動し、以下の情報を登録して下さい。
顧客コード:C-250101
会社名:株式会社サンプル工業
担当者名:本田四郎
メールアドレス:honda@example.com
Operatorによる自動操作が実行されます。
実行中は画面右上に“Operator処理中”が表示されます。
Operatorの処理が終了すると、タスクが完了します。
タスクを続けて記録することもできます。
BOTの定義ファイル
以下の定義ファイルを自身のクラウドBOTアカウント内にインポートしてご利用下さい!
Operatorタスクの実行サンプル-20250321123203.jws (3.6 KB)
作り方を動画で確認する
Operatorタスクのメリット・デメリット
Operatorのメリットは柔軟な判断を伴う操作を実現できる点にあります。
その反面、柔軟な思考により操作にぶれが出たり、操作の検討(推論)に時間がかかるというデメリットもあります。
一方で、RPAは定型的な操作を高速かつ正確に実行できます。
上記の使い方ではOperatorの挙動を理解していただく為に単純な入力操作を指示していますが、本来固定フォームに値を入力する操作はRPAの利用が推奨されます。
(RPAによるBOTの作り方はチュートリアル[1-2. Webフォームにデータを入力する]を参照ください)
このことから、定型操作はRPA、複雑な判断が必要な操作はOperator、と使い分けることで効率的かつ安定的な自動化を実現できます。
Operatorタスクの活用例
Operatorタスクの効果的な活用例については下記をご参照ください。
・ Operatorタスクでカレンダーの日付を選択する方法
・不定期に表示されるポップアップを閉じるために「Operatorタスク」を活用!
注意事項
Operatorによるブラウザ操作はAIに委ねられます。
「意図した操作を実現できない。」「想定外の操作を行う。」
などの可能性がございます。十分ご注意の上ご利用ください。